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マイティミニ四駆シリーズ エアロミニ四駆がフルカウルミニ四駆の後継シリーズだったのと同じく、こちらはスーパーミニ四駆の後継シリーズとなっている。 しかしすでに2次ブームが衰退期に入っていて、しかも基幹シリーズだったエアロと違いリリースペースが遅かった為に種類も少なく、そのためか影が薄い。 特にVSシャーシのキットは2種しかない上に生産・販売期間も短かった為に知らない人までいる。 しかしデザインは洗練されたものが多く、コアなファンには人気も高い。そのためXシャーシのキットに関しては、限定品としてXXシャーシでのリメイクが実現している。 シリーズ中すべての車種において、シャーシに取り付けるおまけパーツがボディと同じランナーに成型されている。 スタンダードラインナップ No.1 ダイナホーク GX No.2 クロスタイガー VR No.3 レイザーギル No.4 バリアトロン No.5 シンクロマスター Z9(ズィーナイン) 限定ラインナップその他 レイザーギル クリスタルバージョン クロスタイガーVR リミテッドエディション ダイナホークGX スーパーXXスペシャル レイザーギル スーパーXXスペシャル クロスタイガーVR シーブルーバージョン ダイナホークGXブラックスペシャル(スーパーXXシャーシ) バリアトロン(VSシャーシ) シンクロマスター Z9(VSシャーシ)
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参加メンバー こむお(記) かつまる エキスパートクラス ルール 一次予選- 二次予選- ヒート決勝- 決勝 第1ヒート~第5ヒートまであり、各ヒートの1位が決勝進出 参加者は60名程度。 タミヤ製のすべてのモータが使用可能。 コース COポイントは2連DB。 一部スロープ+芝でCOしているマシンもありました。 結果 名前 結果 こむお ヒート決勝×2 かつまる のーたすお こむおの感想 スタッフの方、参加者の皆様お疲れ様でした。 今年の最初のレース。 去年とは一味違う何かがあるかと漠然と臨みましたが、 始まってみたらいつも通り、悩んで、興奮して、負けて、悔しくてという感じでした。 ミニ四駆はたいへんです。 ■練習 マシンはサザビー。 2連DBを飛び越えにかかりましたが、結論は「無理」。 これは大幅な設定変更が必要だということに。 ただ、翌日の公式用の設定になっているサザビーに手を入れると、また戻すのが大変。 ということでキュベレイにチェンジ。 キュベレイを2個目のDBの上り際に着地しても大丈夫なように大幅に設定変更。 ■第1ヒート 狙い通り安定した走り。 たしかタスキをとったものの、2次予選で速度負け。 ■第2ヒート スピードを上げたところ大外かそこいらでCO。 ■第3ヒート 第2ヒートより速度を少し落として安定した走り。 ヒート決勝へ。 蛍光オレンジのN井さんにリアルにバンパー差で負けるorz ■第4ヒート 速度負け ■第5ヒート ヒート決勝へ。 チームSMTのますおさんと! 第3ヒートの僅差負けが頭をよぎり、電池をたらしきれない。 2周目という最も速度がのった状態で大外の2連DBに突入。 入ってくれるよね、という思いもむなしく、おなかを見せるキュベレイ。 終了orz ■まとめ 久しぶりのミニ四駆。 マシンと自分の両方がかみ合わないと勝てないという、ミニ四駆の現実に一瞬で引き戻されました。 チームSMTさんからエルマーさん、ますおさんが決勝進出。 SMTさん、最近本当に強い。 はいれぐも負けたくないので、修行します。 週一で新橋に通うようにします。たぶん。。。無理かも(*´д`*)
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参加メンバー こむお だる TOMMY TOMMY嫁 カツサマ ルール シャーシ限定一次予選- 二次予選- 決勝- 優勝決定戦 オープン一次予選- 二次予選- 決勝- 優勝決定戦 各ラウンド1位のみが次ラウンドへ。参加者は450人くらい? コース スタートから芝2連⇒バーニング⇒デジタルカーブ4連⇒テーブルトップ⇒ヒルトップ。 昨日(予告)からの変更点は芝2連とヒルトップ後のストレートの長さ。 スピードコースから明らかに速度域の調整が難しいコースに変わってました。 結果 Name Result Photo こむお オープン:タスキ だる オープン:タスキ TOMMY ノータスキ TOMMY嫁 オープン:タスキ カツサマ オープン:タスキ シャーシ限定(VS):薄紙 左から、こむおマシン、カツサマシン(奥[黒]:VS、手前[赤]:MS)、だるマシン TOMMY嫁さん号 カツサマの感想 いやぁ、初めて2年。やっと薄紙とれました。 長かった(汗) ほんとにみんなに色々協力いただきました。 以下経緯。 MSで午前タスキ取れたら午後暇やと思っていたところ、 かちょーさまから新橋福袋に入っていたVSアバンテをいただいたので、 作成。 こむお宅でお子様たちと遊びながらミニ四駆を愛でていたら、 トレッド狭くしたいなぁということになり、VS用の余った ホイールをいただく。 おだるさんと帰りに飯を食い、ローラー位置の話になったので、 家に帰って変更。 色合いはともかく、それなりに仕上がったんですが、いかんせんコースを 走るのがはじめてのマシンで今まで取れなかった薄紙を取れたのは 皆さんのおかげ。本当にありがとうございます。 ※一応、モーターと提灯とリアローラーは自分で買いましたw まぁ、レースとしては運がよかったと思います。 おだるさんの言うとおり、スピード域は間違っていましたね。振り返ると。 もうちょい落としてもよかったかなと。 こむおの感想 カツサマおめでとう! うれしかった! すげー興奮した! おれも続かないと! カツサマ ホイールはX用のやつね。だからトレッドせまなるんやでw ちなみに本体についてた余剰パーツじゃなくて、個別にホイールだけ購入したものやよ。 薄紙に結びついて良かった! TOMMYの感想 カツサマおめでとう!!興奮した! 準決勝は残念やったけど、攻めた結果ということで! TOMMY家は、嫁さんがタスキをゲットしてくれたのでよかった。 夫婦でノータスキはツライからね。 よし、次は品川! だるの感想 いやー、やっとはいれぐ初期メンバー全員が薄紙取りました! カツサマおめでとう!前日にファミレスで遅くまで合宿して良かった!w 個人的には、すごい久しぶりにマシンを触ったのでノータスキ覚悟でしたが、 午前一次予選で28.3秒でオープンクラスのタスキ取って安心しました。 午後の一次予選はVSマシンを用意していなかったので TOMMYのVSマシンをかっ飛ばしてコースアウトさせてしまいました。 ああなんだろう、この他人のマシンを走らせる楽しさは。 なんの緊張もしなくて純粋にミニ四駆を楽しめました。 たまにはこういうのもいいですね。w オープンクラスの二次予選では、スタートを待たされるトラブルが発生し、 その間、追っていた電池の消耗が嫌だったので人肌に温めてみました。 そしたらとんでもないスピードでコースアウトしてあれっ!?ってなりました。 優勝決定戦の進出タイムを計っていると、28秒台前半が多くて驚き。 27.5くらいを目指していたはいれぐメンバーは、全員1秒も読み間違えですね。 名古屋でもそうでしたが、優勝決定戦進出タイムに届いてるのに、 なかなかそこまで辿り着けない。 優勝争いしてる人はいつも同じような方々。なんでだろ。 GWGP東京大会は参加しませんが、鈴鹿大会ではもっと上に行きたいなぁ。
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登録日:2009/07/31 (金) 18 38 34 更新日:2024/06/07 Fri 17 14 32NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 XX エアロミニ四駆 ミニ四ファイター「エアロマシンはえーやろ?」 ミニ四駆 第2.5世代 第二次ミニ四駆ブーム後期にリリースされたシリーズ。 そのほとんどが、漫画「爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX」に登場したマシンで超空力ボディと初期は言われていたが、バトルレースが主軸に変わったのでいつの間にかそんな設定も忘れられた。 フルカウルミニ四駆同様小径タイヤの車種がほとんどだが、決定的な違いはシャーシである。 フルカウルミニ四駆がスーパー1シャーシ並びにスーパーTZのみに対し、 スーパーX、VS、スーパーTZ-Xという三種類のシャーシがある。 中でもスーパーXとVSは駆動系の出来が抜群で、今日でも非常に良く使われているシャーシであり、 日夜MSシャーシと凌ぎを削っている。 一方スーパーTZ-Xはなぜか出来が悪く、スーパーTZの進化系であるにもかかわらずスーパーTZに劣る。 さらに現在販売されているマシンでこのシャーシを搭載しているマシンはたった一台と信じられないほどの冷遇ぶり。 さらに、直接発展型のスーパーXXが登場。マックスブレイカー BSを初めとしたリメイクキットがいくつか発売された。 現在生産が行われていないモデルである。 ()内は搭載シャーシ。 マックスブレイカー(X) シャドウブレイカーZ-3(X) ファントムブレード(X) ライジングトリガー(X) ストームクルーザー(X) ナックルブレイカー(X) ブレイジングマックス(VS) デザートゴーレム(VS) バニシングゲイザー(TZ-X) ライトニングマグナム(VS) ブリッツアーソニック(VS) マックスブレイカーTRF(X) ナックルブレイカーブラックスペシャル(X) LMブレイカー(VS) ブリッツアーソニックブラックスペシャル(VS) マックスブレイカーブラックスペシャル(XX) ライジングトリガーホワイトスペシャル(XX) ナックルブレイカーブルースペシャル(XX) ファントムブレードブラックスペシャル(XX) 追記・修正宜しくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] デザートゴーレムってイメージ的にむしろXの方が似合いそうではあるんだよな -- 名無しさん (2015-10-05 21 59 06) 名前 コメント
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【基本データ】 ●全長156mm ●全幅97mm ●全高43mm ●Item No:? ●本体価格1300円 ●2018年9月17日(月・祝)発売 【本体内容】 2018年9月17日でタミヤプラモデルファクトリー新橋店が10周年を迎える事を記念して販売されるライキリの限定キット。 シャーシはダークグレーのMA、Aパーツはライトグレー。 ギヤ比は3.5:1。 ノーマルモーター付き。 ホイールはノーマルのガンメタルカラーに加え、色をシルバーメッキに変更したものも同梱。ブラックのローハイトタイヤをセット。 ステッカーは記念の専用デザインのモノが付属。赤レンガにチェッカーフラッグパターン、フロントに「新橋」の文字が入る。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】
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( A`)スレまとめ 3 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 25 44.81 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「おっお、こっちだお、ドクオ」 (; A`)「あ、うん……。人多いなぁ……」 ( ^ω^)「日曜日はいつもこんなもんだお」 今日、俺はブーンと一緒に秋葉原に来ていた。 ( ^ω^)「お、とりあえずラジオセンターから回るお」 (; A`)「狭いなぁ」 ブーンに連れられて入ったのは低い天井、狭い通路、そして電子部品やケーブルなどの専門店が文字通り詰め込まれている、さながらダンジョンのような怪しげな場所だった。 人とすれ違うのも一苦労な狭い通路を、ただでさえ太り気味のブーンが窮屈そうに通り抜け、俺もその後に続く。 4 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 27 04.07 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「お、ここだお」 どうやらブーンのお目当ての店にたどり着いたらしい。 ( A`)「ここか……」 そこには様々な種類の電池が並べられていた。 そう、俺たちは今日電池―さらに詳しく言うとニカド電池―を買いに秋葉原までやってきたのだ。 ( ^ω^)「ニカド電池はこのあたりだおね」 ( A`)「あ、結構種類少ないんだね」 ( ^ω^)「そうだおね、最近の充電池はニッケル水素が主流だからニカド電池はあんまり生産されてないんだお」 5 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 28 37.51 ID SVx0/fAdO ( A`)「だけどミニ四駆はニッケル水素電池の使用が禁止されてるんだよね」 そう、それが問題なのだ。公式レースのレギュレーションはおろか、キットの箱にまでニッケル水素電池使用禁止の警告シールがついているのだ。 ( ^ω^)「まあ、そう決まってるからには従うしかないお。 だからこうしてニカド電池を探してるんだお」 ( A`)「そういえば田宮が出してるニカド電池じゃダメなの? 俺が子供の頃はお金のある家の子はみんなあれを使ってたけど」 ( ^ω^)「おっお、田宮のニカド電池は何種類かあるけどタミヤ1000、通称タミ1000って呼ばれてるのは特に高性能だお。大会で使ってる人も多いお」 7 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 30 33.77 ID SVx0/fAdO だけど、とブーンは続ける。 ( ^ω^)「ドクオ、最近田宮のニカド電池のセットをお店で見かけたことがあるかお?」 (; A`)「あ……見たことないかも」 たしかに言われてみると大会で使っている人は見かけるものの、店頭に並んでいるのは見たことがない。 ( ^ω^)「田宮のニカド電池は生産終了しちゃったんだお。 地方のお店にたまに在庫があったり、ネットオークションで高値で取引きされてたりするけど、なかなか手に入れづらいお」 (; A`)「そうだったのか」 8 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 32 06.59 ID SVx0/fAdO タミヤの星マークの入った充電池。当時貧乏でマンガン電池しか買えなかった俺には憧れだった。 それが今は生産停止だという。少し寂しい気持ちになった。 ( ^ω^)「ブーンもタミヤのニカドは持ってるけどいずれ寿命が来てしまうお。 だから今から代わりになりそうな電池を探してるんだお」 ( A`)「なるほど。じゃあ早速探そうか」 狭い通路で話し込んでいては邪魔になってしまうだろう。ブーンを促す。 9 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 33 02.61 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「そうだおね。う~ん……すみません、サンヨーカドニカの1000か700はないですかお?できれば1000の方が欲しいですお」 店員「う~ん、今ちょっと扱ってないですね」 ( ^ω^)「そうですかお……」 ( A`)「サンヨーカドニカ?700と1000って?」 ( ^ω^)「おっお、サンヨーカドニカっていうのは三洋電機が出してるニカド電池のことで、700とか1000っていうのは電池の容量の話だお」 そう言いながらブーンは一本の電池を持ち上げてみせた。 ( ^ω^)「これもサンヨーが出してるニカド電池なんだけど、600mAh(ミリアンペアアワー)って書いてあるお? これは1時間に600mA(ミリアンペア)の電流を流すことが出来るってことなんだお」 10 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 34 54.54 ID SVx0/fAdO ( A`)「アンペア?ああ、電流の大きさの単位だっけ。小学校で習った気がする。 要はその数値が大きい方がいいってこと?」 ( ^ω^)「そういうことだお」 ( A`)「あ、じゃあこれなんかどう?1100mAhって書いてあるよ」 (;^ω^)「おっお、ドクオ、よく見るお。その電池には端子がついてないから、ミニ四駆に使うには加工が必要だお」 (; A`)「あ、本当だ……」 ブーンの言うとおり、俺の指差した電池にはプラス極側の端子がついていない上、金属片のような物が両極についていた。 ( A`)「じゃあこれは?1000mAhって書いてあるし、端子もちゃんとついてるよ」 今度は緑と黄緑のパッケージの電池をつまみ上げる。 (;^ω^)「お……GP1000かお。たしかに数値上の容量は大きいし、端子もついてるけど……」 ( A`)「え?ならいいじゃん。何か問題あるの?」 (;^ω^)「まあ、一言で言うとMade in Chinaなんだお」 (; A`)「ああ、なるほど」 その一言でだいたいわかってしまった。 (;^ω^)「まあ、お察しの通り性能があんまりよくないんだお。たまに当たりの個体もあるけど本当に滅多にないんだお」 12 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 38 14.81 ID SVx0/fAdO (; A`)「で、でもサンヨーカドニカの700よりはいいんじゃないの?300mAhも容量が違うし……」 黙って顔を横に振るブーン。必ずしも数値だけで性能を計れるとは限らないらしい。 ( ^ω^)「とりあえず他のお店も回ってみるお」 ( A`)「そうだね」 とりあえずラジオセンター内の他の店を見て回る。 ( ^ω^)「おっお、このお店にはサンヨーカドニカの700があったお。だけどやっぱり1000はないお」 ( A`)「2本で700円だね」 ( ^ω^)「う~ん……他のお店もみるお。2階に上がるお」 2階の別の店も覗いてみる。 13 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 39 32.82 ID SVx0/fAdO ( A`)「こっちにも700mAhのしかないね」 ( ^ω^)「1本380円、4本で1450円……。さっきのお店の方が少し安いお。戻って買うお」 再び一階に戻る。 ( ^ω^)「すみません、これを10セットくださいお」 (; A`)「え、そんなに買うの!?充電池だよね?なんで?」 ( ^ω^)「まあ、後で説明するお」 そう言いながらお金を払うブーン。 ( ^ω^)「ドクオは買わないのかお?」 (; A`)「う~ん、どうしよう。あんまり金無いしなぁ」 ( ^ω^)「じゃあとりあえずお昼を食べてから考えるお!ブーンはお腹空いたお」 14 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 41 09.28 ID SVx0/fAdO ( A`)「そうしようか。お昼はどこで食べる?」 ( ^ω^)「マックでいいかお?」 ( A`)「うん、どこでもいいよ」 そんなこんなで俺たちはマックに向かった。 ( A`)「えっと……チーズバーガーセットひとつ。ドリンクはアイスティーで」 ( ^ω^)「ダブルクォーターパウンダーチーズセットと、ハンバーガー、チーズバーガー、マックポークをひとつずつと、ベーコンポテトパイをくださいお!あ、ドリンクはコーラでお願いしますお!」 (; A`)「うおっ、そんなに頼むのか。食べきれるの?」 15 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 45 35.43 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「余裕だお。ドクオこそそんなんで足りるのかお?」 (; A`)「俺は普通だよ。そんなんだから太るんだよ。っていうか今日はずいぶんお金をポンポン使うね」 (*^ω^)「定額給付金だお!」 (; A`)「ああ、なるほど」 席につき、食事を始める。そこで俺はブーンにさっきの疑問をぶつけてみた。 ( A`)「なあ、ブーン。どうして20本も電池買ったの?充電池なんだから繰り返し使えるんだし、2本あればいいんじゃないの?」 (*^ω^)「ハフッ、モグッ、ふぉれはだおね、ズズーッ、ニカド電池にはいっふぉんいっふぉんふぉたいふぁがあって……」 16 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 47 02.19 ID SVx0/fAdO (; A`)「しゃべるか食べるかどっちかにしてくれ」 幸せそうにハンバーガーを頬張るブーンだが、これでは何を喋ってるか聞き取れないし、なにより見苦しい。 ( ^ω^)「ゴクン。すまんかったお。ニカド電池には1本1本に個体差があるんだお。だけどミニ四駆には2本一組で使うおね? だからそれぞれ性能の近いものを組み合わせるんだお。これを“マッチング”とかいうんだお」 ( A`)「なるほど。それはどうやってやるの?」 17 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 48 15.19 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「まずマッチングの前に充電と放電を繰り返して電池の性能を引き出すんだお。 まずは放電機を使うとか、モーターを空転させるとか豆電球をつけっぱなしにするとかで容量を使いきるお。 まあ、厳密に言うと容量が完璧にゼロになることはないけど、モーターが動かなくなったり電球がつかなくなるくらいまで減れば大丈夫だお。 そのあとに充電して、また放電するんだお。放電が終わったら一週間くらい冷暗所で保管するお。ブーンは冷蔵庫で保管してるお」 (; A`)「一週間も……」 ( ^ω^)「そこらへんは人によって違うお。とりあえずブーンは一週間放置してるお。 一週間経ったらまた充電と放電を3~4回繰り返すお」 18 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 49 47.05 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「そしたら次の充放電のときにいよいよ一本一本の電池の性能チェックだお。 ブーンは電池チェッカーで放電前、放電開始5分後、10分後の電圧を計ってその低下した数値を計算してるお。 それで数値の近い電池を組み合わせるんだお。 マッチングには他にも色々方法があるらしいけど、ブーンのはYRGっていう有名なミニ四駆サイトに載ってる方法だお」 ( A`)「質問してもいいかな?」 ( ^ω^)「なんだお?」 ( A`)「放電器や充電器なんかはどんなのを使えばいいの?」 19 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 52 24.87 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「ラジコン用の充電と放電が一緒にできて、充電電圧とか時間を調整できる奴が便利だお」 ( A`)「だけど高いんじゃない?」 ( ^ω^)「ブーンが使ってるのは大体1万5千円くらいだおね」 (; A`)「高っ!ミニ四駆に使うには高すぎない?」 ( ^ω^)「それでも充電器の中ではそんなに高い部類じゃないお。 ……でも買うとき相談した模型屋さんにミニ四駆に使うって言ったらドン引きされたおwwww」 (; A`)「だろうなぁ……。それにしてもニカド電池の育成って時間とお金がかかるんだなぁ」 20 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 53 37.78 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「おっお、そんなにお金をかけなくても“放電、充電をしっかりする”っていう基本を抑えるだけでもかなり違うお」 ( A`)「じゃあミニ四駆用の充電器でも平気?」 ( ^ω^)「ニカド1000とセットになってた緑色の充電器なら大丈夫だお。 でも700mAhの電池とセットになってた青い急速充電器はオススメできないお」 ( A`)「なんで?」 ( ^ω^)「青い急速充電器は充電量に関係なく40分経ったら充電が止まるようにできてるんだお」 ( A`)「それじゃあ充電が満タンにならないときもあるってことか」 ( ^ω^)「そういうことだお」 21 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 56 02.60 ID SVx0/fAdO ( A`)「じゃあミニ四駆用の放電機は?」 ( ^ω^)「田宮のオートディスチャージャーかお?あれも値段の割に良いものだお。 ただ時間がかかるのが欠点だおね。あと放電が終わる前に放電中のランプが消えちゃうから、ランプが消えてからもしばらく放置するといいお」 ( A`)「そういえば充電が大事なのはわかるけど、放電もそんなに大事なの?」 ( ^ω^)「もちろんだお!ニカド電池にはメモリー効果っていうのがあるんだお」 ( A`)「メモリー効果?」 23 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 57 58.21 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「ニカド電池は容量が残ってる状態で継ぎ足し充電をすると……え~と、簡単に言うと性能が極端に落ちちゃうんだお」 ( A`)「あ、それ聞いたことある!昔の改造本とかにも載ってたよね。なるほど、それをメモリー効果っていうのか」 ( ^ω^)「そうだお!他になにか聞きたいことはないかお?」 ( A`)「……」 (;^ω^)「どうしたお、ドクオ?黙り込んじゃって」 ( A`)「いや、よく調べてるなぁと思って」 そうなのだ、普段こういった説明をしてくれるのはショボンかモナーさんと相場は決まっている。 ブーンはどちらかというと俺と一緒に説明を聞く側だった。 24 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 00 59 29.80 ID SVx0/fAdO (*^ω^)「おっお、全然たいしたことないお、モナーさんに教えてもらったのと、あとはネットで拾った知識だお」 ( A`)「いや、それでもすごいよ」 ( ^ω^)「おっお、でもショボンなんかは“ブーンのマシンはまだ他に詰めるべきところがあるんじゃないかい?パワーソースに頼るだけのマシンは僕の趣味じゃないな”なんて言うお」 ( ∀`)「ははは、ショボンらしいな」 ( ^ω^)「おっおw」 ( A`)「そういえばショボンはニカド電池使わないね」 25 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 00 50.10 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「そうだおね。ショボンはアトミックチューンとかトルクチューンを主に使うからだお」 ( A`)「チューン系のモーターだったら加熱したアルカリ電池の方が速いんだっけ?」 ( ^ω^)「瞬間的な爆発力だったらやっぱり加熱アルカリだおね。チューン系モーターは消費電力が小さいし、そっちの方が向いてるお。 逆に消費電力の大きいダッシュ系はニカド電池を使わないと力を出し切れないお」 ブーンのマシンはハイパーダッシュPROを搭載しているのだ。 26 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 02 13.79 ID SVx0/fAdO ( A`)「……あれ?でも俺はハイパーダッシュPROも加熱アルカリで走らせてるけど、そんなに遅いイメージないけどな」 ( ^ω^)「おっお、確かにハイパーダッシュPROくらいのスペックだったら加熱アルカリで十分回し切れるお。 ニカド電池必須と言えるのは旧シャーシ用のスプリントダッシュとかだおね」 (; A`)「え……じゃあなんでお金と時間をかけてまでニカド電池を使うの?」 俺たちがメインで使っているMSシャーシで一番スペックが高いのはハイパーダッシュPROだ。当然そんな疑問が頭をもたげてくる。 ( ^ω^)「公式レースみたいな長いコースだとなんだか途中で失速する気がするんだお。それと……」 27 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 05 21.02 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「ぶっちゃけあとは自己満足みたいなもんだおwやっぱり電池も自分で育てた方が愛着沸くお!」 (; A`)「へ、へえ……」 そんなものなのだろうか。 ( A`)「あ、あとレース会場で充電してる人たちいるけどあれはなんでなの?」 ( ^ω^)「 ニカド電池は放置してるだけでも勝手に放電しちゃうんだお。 だからレース会場で直前に充電するんだお。あ、でも会場とかお店とかにある電源を勝手に使っちゃだめだお。 だいたいみんなRC用の7.2Vバッテリーパックなんか持ち込んで充電してるおね」 ( A`)「そういうことだったのか……」 28 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 06 02.51 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「ところでドクオ、そのポテトもう食べないのかお?だったらブーンにくれお!」 (; A`)「あ、うん。いいよ」 ブーンはいつの間にか自分のトレーの上に山盛りになっていたバーガー達を片づけていたようだ。 ( ^ω^)「いただきますお」 ポテトのケースを持って口の中に流し込むブーン。 ( ^ω^)「ふう、ごちそうさまだお。……ところでドクオ、ドクオは結局ニカド電池買ってくのかお?」 ( A`)「う~ん……」 少し考えてみる。そして俺の出した結論は……。 29 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 07 29.73 ID SVx0/fAdO ( A`)「やっぱりアルカリで頑張ってみるよ。俺のマシンはブーンのマシンと違って大径だから、多分これ以上スピード上げたら今の俺のセッティングじゃ制御しきれないだろうし」 ( ^ω^)「おっお、わかったお」 (; A`)「なんだかあれだけ説明してもらったのに悪いね」 ( ^ω^)「おっお、気にすんなお! ……じゃあ、お腹もいっぱいになったし、アソビットにでも行くかお!」 ( A`)「あ、コースがあるんだっけ?」 ( ^ω^)「そうだお!今日は日曜日だし、きっとレーサーがたくさんいるお!」 そんなわけでアソビットホビーシティに向かうことになった。 30 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 08 41.12 ID SVx0/fAdO ( ^ω^)「ここの4階だお!」 ( A`)「じゃあ上がろうか」 エスカレーターに乗り4階を目指す。 3階から上がるエスカレーターの時点でミニ四駆の走行音が聞こえてくる。 ( ^ω^)「お、賑わってる走らせてるみたいだお!」 と、走行音に混じって聞き慣れた声が聞こえてきた。 「ギコハハハ、すげー!はええじゃん!」 (; A`)「え……今の声って……」 (;^ω^)「まさかあいつがアキバに……でもあの笑い方は……」 31 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 10 03.02 ID SVx0/fAdO エスカレーターを上りきった俺たちの目に飛び込んできたのは、およそその場にそぐわない高く盛り上げた金髪だった。 ミ,,^Д^彡「ギコハハハ……お、ブーンとドクオじゃねえか!お前たちも来たのか?」 ( ;_ゝ;)「ブーンくん、ドクオくん、いいところに……。こいつなんとかして……」 (;^ω^)「フサギコ、どうしてお前がここにいるんだお?それに兄者さんまで」 ミ,,^Д^彡「ギコハハハ、兄者っちに連れてきてもらったんだよ」 (; A`)「兄者っちって……兄者さん一応年上なんだからさ……」 32 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 12 18.30 ID SVx0/fAdO (#´_ゝ`)「聞いてよ聞いてよ!午前中荒巻模型店でオワタくんに午後はアキバに新作エロゲ買いに行くって話してたらさ、こいつが割り込んできて、俺もアキバに行ってみたいから案内しろって……」 (; A`)「ああ、そういうことだったんですか」 (#´_ゝ`)「オワタくんも弟者も一緒に来てくれないしさ!酷いよね!」 そりゃあ違うベクトルの厄介者が2人もいたら行きたくないだろう。 (#´_ゝ`)「フサギコの奴、大変だったんだよ!メイドさんナンパするし、太鼓の達人やってるひとの写メ勝手にとろうとするし、人の買おうとしてるエロゲのタイトル大声で読み上げて爆笑しだすし……」 33 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 13 40.62 ID SVx0/fAdO (;^ω^)「それは大変でしたおね」 (#´_ゝ`)「今だってハシャいで大騒ぎして、一緒にいて恥ずかしいよ!」 (; A`)(;^ω^)(いや、それに関しては普段の兄者さんもそうなんじゃ……) ミ,,゚Д゚彡「そんなこといいから走らせようぜ!あ、次いいっすか?」 客「あ、いいですよ」 フサギコと兄者さんに気を取られていたが、店内には他にも多くのレーサーがマシンを走らせていた。 コースは3レーンだが、テーブルトップもあってなかなか面白そうなコースだ。 34 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 15 21.99 ID SVx0/fAdO ミ,,゚Д゚彡「兄者っちも一緒に走らせようぜ!」 (;´_ゝ`)「しかたないな。せっかく新作の痛車を作ったのにこんな奴と一緒にデビューか。ごめんね、音ねぇ……」 フサギコと兄者さんがマシンをスタートさせる。すぐに兄者さんのマシンがフサギコのマシンを引き離す。 (*´_ゝ`)「ふ、ふん、どうだ!俺のマシンの方が速いし可愛いもんね!」 ミ,,゚Д゚彡「まだわかんないぜ!」 (;´_ゝ`)「ああっ!」 兄者さんのマシンがコースアウトしてしまった。 コースアウトしたマシンは店内を暴走し始めた。 男の子「あ、こっちだ!」 35 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 16 36.29 ID SVx0/fAdO やはりマシンを走らせに来ていたのだろう、小学校低学年くらいの男の子が追いかけて兄者さんのマシンを捕まえてくれた。そこまでは良かったのだが……。 男の子「はい!」 ニカっと満面の笑みで兄者さんにマシンを差し出す男の子。 しかしその手はスイッチが切られていないマシンのタイヤを押さえ込み、さらに強く握りすぎてポリカボディをへこませていた。 (;´_ゝ`)「あ、あ、そんな持ち方したらモーターが痛んじゃう!デカールが剥がれちゃう!」 奪い取るように男の子からマシンを受け取る兄者さん。 男の子「ご、ごめんなさい……」 37 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 17 40.79 ID SVx0/fAdO とたんにシュンとしてしまう男の子。 (; A`)「えと、兄者さん……」 俺が言いかける前に意外な人物が発言した。 ミ,,゚Д゚彡「ちょっと兄者っち、今のはないんじゃね?」 (;´_ゝ`)「え、なに?」 ミ,,゚Д゚彡「その子はさぁ、わざわざ兄者っちのマシンを拾ってくれたわけじゃん?なのに今の態度はなくね?」 (;´_ゝ`)「そ、そうだけどさ……」 ミ,,゚Д゚彡「だったらまずはありがとうじゃね?」 (;´_ゝ`)「う、うん。そうだよね。……ごめんね、ありがとう」 男の子「う、うん、どういたしまして」 39 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 19 39.40 ID SVx0/fAdO ミ,,゚Д゚彡「だけどな、坊主」 男の子「うん」 ミ,,゚Д゚彡「さっきみたいに回ってるタイヤを押さえちゃうとモーターが熱くなってダメになっちゃうし、ボディもあんな風に掴んだら壊れちゃうだろ? 坊主も自分の大事なマシンを人に壊されたくないよな?」 男の子「うん……」 ミ,,゚Д゚彡「このお兄ちゃんも自分のマシンが大事だからあんな風になっちゃったんだ。だから許してやってくれ。 今度からは人のマシンは大事に扱おうな?」 男の子「はい……ごめんなさい……」 ミ,,;゚Д゚彡「あ、あ、そんな泣きそうな顔しないでくれよ。俺もこっちのお兄ちゃんも怒ってないからさ。な、兄者っち!」 41 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 21 17.57 ID SVx0/fAdO (;´_ゝ`)「あ、当たり前さ!俺は心が広いことで有名なんだよ!」 ミ,,゚Д゚彡「な、だから一緒に走らせようぜ!」 男の子「うん!」 ミ,,^Д^彡「なんだったらこの俺様が色々教えてやってもいいぜ!ギコハハハ!」 男の子「え~、お兄ちゃんのマシンは遅いからいいよ」 ミ,,;゚Д゚彡「お、おい、そりゃないだろ……」 (*´_ゝ`)「ざまぁwwwww」 ( ^ω^)「おっおっおwwwww」 ( ∀`)「はははははwwwww」 42 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 22 43.51 ID SVx0/fAdO ミ,,゚Д゚彡「よし、じゃあ走らせるぞ!」 男の子「うん!」 ( ´_ゝ`)「負けないもんね!」 3人がマシンを走らせ始めた。 (; A`)「すみません、俺たちの知り合いがお騒がせして」 (;^ω^)「すみませんお」 俺とブーンは他のお客さんたちに一応謝っておく。 「いやいや、全然大丈夫ですよw」 「むしろ微笑ましくて和んだよ」 「あのギャル男くん結構いい奴じゃん。最初はどんなDQNかと思ったけどw」 「ああいういかにもやらなさそうな人がミニ四駆やってるとなんか嬉しいよね」 みんな気にしていないようだ。良かった。 43 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 23 38.89 ID SVx0/fAdO ミ,,;゚Д゚彡「ああっ、ちょ!」 今度はフサギコのマシンがコースアウトしたようだ。変な方向にバウンドし、向かった先は……。 (;^ω^)「そっちはエスカレーターだお!」 そのまま3階へと落ちていった。 ミ,,;゚Д゚彡「え、ちょ、ここ上りエスカレーターしかないの!?」 (;´_ゝ`)「そっちに階段とエレベーターがあるよ」 ミ,,;゚Д゚彡「もういい、ここから下りる!」 上りエスカレーターを無理やり駆け下りるフサギコ。 「ちょっと!危ないよ!」 上ってきたお客さんが驚きながら脇によける。 44 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2009/06/07(日) 01 26 14.85 ID SVx0/fAdO (;^ω^)「ちょっと見直したかと思ったけど……」 (; A`)「やっぱりフサギコはフサギコだなぁ……」 それでもブーンもフサギコも成長しているんだなぁ。そんなことを、 「ちくしょうーー、ボディが割れてるーーー!!!」 階下から聞こえるフサギコの絶叫を聞きながら考えていた。 第3話・完
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参加メンバー こむお(記) 場所 新橋TPF ルール 一次予選- 二次予選- ヒート決勝- 決勝 第1ヒート~第5ヒートまであり、各ヒートの1位が決勝進出 参加者は60名程度。 コース コースアウトポイントは4つ。 1.新橋LC 2.DB 3.スロープ上り 4.スロープ下り けっこう多くてたいへん。 結果 名前 結果 写真 こむお 優勝 左から準優勝のぐっさん、こむおのキュベレイ、4位のN井さん右が5位の赤へびさん こむおの感想 TPFスタッフ、そしてレーサーの皆様、お疲れ様でした。 今年最後のレースということで、全力で楽しんできました! 結果は、出来すぎの優勝! では早速振り返ります。 ■12/27 火曜日 赤へびさんと飲むために新橋へ。 飲む前に、2時間ほど皆さんの走りを眺めつつイメトレ。 フロントブレーキをきつく効かせたまま、ブレーキをDBに合わせたら、スロープがびたびたすぎてタイムでなさそう、 下りは乗り上げてたらダメだから、まっすぐ下りれるようにすることに注意をしなきゃ、 モーターはまずはHDP、足らなかったらMDPだな、 などと考えていました。 (最近の新橋は、レース開催の少し前からコースレイアウトが変わらないので、少し前に一度お店に行ってコースレイアウトを見ておくと、戦略立てられて良いかもです。) ■当日練習 基本新橋は垂れ電池です。 今回も、垂れ×5セット、万一のときの万充電×1セットでした。 HDP、超速、垂れ電池でいくも、平面でだんしゃりくんにちぎられて、これハイパーじゃないと気付く。 ■第1ヒート 1次予選 MDPに換装。電圧は1.26V。 イメージ通りの走りで勝ち上がり。 タイムは22.3s。 MDPに変えたからブレーキの具合がちょっと心配だったんですが、うまく合ってくれました。 このまま、2次予選も勝ちあがり、ヒート決勝へ。 ヒート決勝のメンバーは同じピットのぐっさん、つっちーさんと。 1次予選から電池もブレーキも何も変えずにレースへ。 結果は、22.1sで勝ち上がり。 やった! タイムが上がったのは、走らせてる間に少しブレーキ削れたかな。 幸先良いで! ■第2ヒート 様子見してたら、ヒート決勝の勝ち上がりタイムが21秒台と、とんでもないタイム。 まじか。 第1ヒートで合わせきったつもりだったんですけど。 まだ上げないといけないんですか。 ■第3、4ヒート DBぎりぎりだから、リアブレーキは少し強めたい。 でもタイム上げたい、ということで、リアブレーキを下げつつ、電池若干強めの1.29Vでレースへ。 タイムが思ったより伸びない。 MDPを換装してみたりするも、タイム伸びず。 なるほど、平面だけで何とかなるレベルじゃない。 平面飛ばして、ブレーキをきつくしてDBやスロープのスピードを押さえて安定してそこそこ好タイム、という走りではダメ。 今日は、DBやスロープもギリを攻めないと勝てない、と考えを改める。 この間、同じピットから、3ヒートでN井さんが、4ヒートでぐっさんが勝ち上がり。 えらい強いピットだな。 ■第5ヒート ということで、リアブレーキをほぼもとの位置に戻し、さらに電池を万充電のものにして、最後の調整へ、、、 行こうと思いましたがさすがに怖くなって、4分ほどまわして垂らして1.34Vにしてから最後の調整へ、、、 行こうと思いましたが、今度はスロープのぼりが怖くなって、ほんの少しだけフロントブレーキを強めてから最後の調整へ。 タイムは21.7s。 よし、これで勝負できる。 が、問題発生。 そうです。 万充電電池は1セットしかもってきてないので、1.34Vの電池はもう作れない。 最終手段、人肌のぬくもり! ポッケに入れてひたすら温める! 一方、第5ヒートは赤へびさん勝ちあがり。 4ヒートまではスロープ下りのラインがきつそうに見えましたが、見事にあわせてきたなーと。 みんなすごいです。 ■優勝決定戦 じゃんけん負けに負けてレーン選択権を剥奪されました(苦笑 でも今回は新橋LCを苦としなければ、どこを選んでも一緒だったかなと思います。 ついてるっちゃついてる! そしてなんと5台すべてがMS。 MSすげーな、と感心しました。 そして、選手紹介を経てレースへ。 今年の最終レース、負けたくない、負けたくないで!! ↓めがね型カメラで撮影しています ほんとぎっりぎりで優勝。 これだけ攻めてギリですか。 0.1秒以内に3台とかそんなレベルだと思います。 タイムは22.0s。 なんか色々試しましたが、そんなに上がってないという(笑 でも結果オーライ! いやー疲れたけど楽しかった! 2016年を締めくくるラストレースで、多くの猛者がいる中、優勝できて、本当に嬉しかったです。 ■まとめ クリスマスイブということで、レース終了後はそそくさと家路につきましたが、お友達の皆さんと飲みに行きたかった!!笑 次こそは行きたいので皆さんよろしくお願いします!!m(_ _)m さて、この1月に柄にもなくチャンピオンズになってしまい、そしてそのチャンピオンズとしての1年がすごい勢いで過ぎ去っていきました。 あっという間でしたが、めちゃくちゃ濃い一年でした。 チャンピオンズという立派な称号に名前負けしそうな重圧にも慣れました。 開き直りしかないです! ミニ四駆、無理なときは無理です!負けるときは負けます!ボロッかすに負けます!(笑 はいれぐメンバーと物理的に疎遠になる一方(リモートでは繋がってますよ!!笑)で、一緒に遊んでくれる仲間が増えた一年でもありました。 本当にありがとうございますm(_ _)m 最高の一年でした!! 酒の席で、赤へびさんからもらった心にささった言葉。 「おれが『はいれぐ』だ!で、いいじゃないですか!」 忘れません。 その言葉に支えられています。 (もちろん、メンバーのリモートサポートにも!) ということで、来年も「はいれぐ」としてやっていきますので、皆さんまた、酒にレースによろしくお願い致しますm(_ _)m
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●Item No:92240 ●価格2000円(税別) ●2013年6月発売 【本体内容】 タミヤ×電撃ホビーマガジン×グッドスマイルカンパニーの共同企画で誕生した『ねんどろいどぷち×ミニ四駆』のコラボモデル第3弾。 こちらもサンダーショットスペシャルと銘打ち、カラーリング変更やねんぷち付属以外にもサンダーショットオープントップからシャーシを変更している。 元のドライバー人形の代わりに、とある科学の超電磁砲(レールガン)Sの御坂美琴のねんどろいどぷちが乗っている。 名前ネタじゃないでs(ry そのため、電池ホルダー型フィギュアマウントが付属する。 因みにねんぷちは下半身も付属するので、単品で飾る事も出来る。 元のサンダーショット オープントップとは(フィギュアマウントの関係もあるが)仕様が結構異なる。 シャーシはS2になっており本体はグレー、ギヤケースはピンクでどちらもABS製。 モーター付き。ギヤ比は4.2 1。 ホイールはビートマグナム型のイエロー、タイヤはホワイトのスリックタイヤ。 ボディ本体はイエロー。 ステッカーはとある科学の超電磁砲(レールガン)S仕様の専用のもの。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 ビリビリ 【公式ページ】 http //www.goodsmile.info/product/ja/3841/%E3%81%AD%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%84%E3%81%A9%E3%81%B7%E3%81%A1+%E3%83%9F%E3%83%8B%E5%9B%9B%E9%A7%86+%E5%BE%A1%E5%9D%82%E7%BE%8E%E7%90%B4+drives+%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB.html ※グッドスマイルカンパニー公式 【備考】 多くの人が思いつく組み合わせを公式でやってしまった第2弾。 とはいえオープントップシリーズは1年以上前に登場しているので狙ってやった訳では無いのだろう、多分。 公式の写真のボディは塗装がされていない(これはレーシングミクも同じ)、是非サスペンション周りの塗装をお勧めしたい。 レーシングミクほどではないが、こちらも正式名称がやたら長い。 ねんぷちコラボシリーズでこいつだけパッケージデザインが縦になっている。まぁそもそもパッケージデザインが縦になってるキット自体少ないけど・・・ また、ねんぷち本体が完全に組み立てた状態で入っているのもこのキットだけ(髪型が単純で分離しておく必要がなかったから?)
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●全高44mm(ミニ四駆のみのデータ) ●本体価格2,000円 ●2013年2月発売 【本体内容】 タミヤ×電撃ホビーマガジン×グッドスマイルカンパニーの共同企画で誕生した『ねんどろいどぷち×ミニ四駆』のコラボモデル第一弾。 アスチュートスペシャルと銘打っているが、厳密にいうとアスチュート オープントップのスペシャルモデル。 元のドライバー人形の代わりに、レーシングミクver.2012のねんどろいどぷちが乗っている。 ただ単にオープントップの色を変えただけではなく、ねんぷちを装着する為、バッテリーホルダーを専用の新規設計品にするなどこだわりもみられる。両面テープで貼り付けるだけのオープントップとは大違いだ 何気にこのバッテリーホルダー、ノーマルS2用ホルダーが外れやすいと評判なのに対し、非常に信頼性が高いと評価されている。 因みにねんぷちは下半身も付属するので、単品で飾る事も出来る。 その他アスチュートオープントップのボディとは成型色が異なり、ステッカーも専用のデザインとなる。 S2シャーシ本体はライトグリーン、ギヤケースはピンクでどちらもABS製。 ギヤ比は3.5:1。モーター付き。 ホイールはフルカウル標準型のライトブルー、タイヤはVマグナムプレミアム等と同じパターン入り。 ステッカーはレーシングミクver.2012仕様の専用のもの。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.goodsmile.info/product/ja/3656/%E3%81%AD%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%84%E3%81%A9%E3%81%B7%E3%81%A1+%E3%83%9F%E3%83%8B%E5%9B%9B%E9%A7%86+%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9F%E3%82%AF+2012ver+drives+%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88+%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB.html ※グッドスマイルカンパニー公式 【備考】 初音ミクとのコラボモデルは今回で2度目となる。(初代はトルクルーザー。) また、初めてミニ四駆に『他社ブランド製品との組み合わせを目的としたパーツ』が付属するマシンと思われる。 正式名称が長い、長過ぎる。 グッドスマイルカンパニーの公式ブログでも「名前がタイトルに入り切らない」と言われる程である。 恐らく全ミニ四駆中最長の名前ではないだろうか。 予約開始後、数日間某通販のホビー部門ベストセラートップをキープし続けた。 その結果なのかはわからないが、発売が2週間ほど延期になった。 まぁグッスマに延期はつきもnうわなにをするやめ(ry
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( A`)スレまとめ 3 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 01 38.34 ID w6UZdZC5O ( ^ω^)「おっお、タイムあがったお!フロントタイヤをハードにしたのがよかったのかお?…ドクオ待たせたお、今度はドクオの番だお」 ( A`)「うん。よし、行け、エンペラー!」 今日も俺は荒巻模型店でマシンを走らせていた。今はみんなでタイムを計りながらセッティングをしていた。 从 ゚∀从「まあ、俺のマグナムにはかなわねーだろうけどな」 ( A`)「だからハインのは完走すればだろ?2回に1回はコースアウトするじゃないか」 从 ゚∀从「うっせー、そのスリルもまたいいじゃねーか」 (; A`)「あ、そう。…そういえばモナーさんたちも来るかな?」 (´・ω・`)「休日だしそのうち来るんじゃないかな?…あ、噂をすれば」 4 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 02 27.49 ID w6UZdZC5O ( ´∀`)「こんにちはモナ」 ( (゚∀゚∩「こんにちはだよ!」 \(^o^)/「こんにちは」 3人がやってきた。 ( ´∀`)「おや?そちらのお嬢さんは…」 从 ゚∀从「ハインだ。よろしく」 (; A`)「おまえ…年上の人なんだからもう少し態度ってもんがあるだろ」 从 ゚∀从「うっせーな!」 (; A`)「く、苦しい!絞めるな、離してくれ!」 ( ´∀`)「僕は別に構わんモナよw」 ( (゚∀゚∩「ドクオくんと仲良いね!…あれ?ひょっとして…」 5 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 04 16.14 ID w6UZdZC5O \(^o^)/「ドクオくんの 彼女ですか」 从//∀从「ち、ちげーよ!」 ゲシッ! \( o )/「オウフ!」 (; A`)「そ、そんなんじゃないですよ!こいつはただの幼なじみです!」 (;´・ω・`)(なんか似たような光景前にも見たなぁ) ( ´∀`)「ハインさんモナね。ビロードから話は聞いてるモナ」 从 ゚∀从「おお、あんたビロードの親父さんか」 ( ´∀`)「モナーだモナ。よろしくモナ」 ( (゚∀゚∩「僕はなおるよだよ!」 \(^o^)/「オワタです」 从 ゚∀从「おお、よろしくな」 7 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 06 02.11 ID w6UZdZC5O \(^o^)/「そういえば あとで兄者さんと弟者さんも来るそうです」 ξ゚⊿゚)ξ「あら、今日はたくさん人が集まるわね」 / , 3 「フォッフォ、いいことじゃ」 さらに ミ,,゚Д゚彡「チョリーッス!」 フサギコまでやってきた。 ξ゚⊿゚)ξ「あら、あんたまで来たの?」 ミ,,゚Д゚彡「人多っ!小さい店がますます狭く見えるぞゴルァ」 ξ#゚⊿゚)ξ「小さい店で悪かったわね…」 ミ,,;゚Д゚彡「ち、違うんだツンちゃん…」 从 ゚∀从「なんだ、このチャラいのも常連か、ドクオ?」 ( A`)「ああ、こいつは…」 ミ,,゚Д゚彡「ん?」 と、ここでフサギコが俺の肩に腕を回して店の隅へ引っ張る。 9 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 10 14.59 ID w6UZdZC5O ミ,,゚Д゚彡「おい、ドクオ、あの子おまえの彼女か?ヘヘ、なかなか可愛いじゃん。おまえも隅に置けねーな」 (; A`)「いや、ハインはそんなんじゃ…」 ミ,,^Д^彡「ギコハハハ!照れんな照れんな!俺が女の扱いかた教えてやるよ!他の連中は冴えない奴ばっかりだしよ!」 (; A`)「いや、本当に彼女じゃないから!それにフサの恋愛術はいろいろとダメな気がする…」 从#゚∀从「おい!おまえドクオになにやってんだよ!」 そこへハインが割り込んできた。 从#゚∀从「ドクオ、おまえこいつにいじめられてるのか?」 ミ,,゚Д゚彡「いじめてなんかねーよ。コイツは俺のダチだからな。なぁ、ドクオ?」 10 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 11 05.56 ID w6UZdZC5O (; A`)「え、あ、うん、まあ」 ダチか…。フサは俺のことをそんな風に思ってたのか。 ( ^ω^)「ドクオ、迷惑だったらはっきり言った方がいいお?」 ミ,,゚Д゚彡「なんだ、おまえもいたのか」 (#^ω^)「うるさいお。店に来るのは止めないけど、ブーンはまだおまえのこと認めたわけじゃないお」 (´・ω・`)「まあまあ。そんなことよりドクオくん、マシンを走らせっぱなしだよ?」 (; A`)「あ、いけね」 そうだった、俺はマシンを走らせていたんんだ。コースに行きマシンを止める。 11 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 14 56.29 ID w6UZdZC5O ( A`)「あれ…」 マシンを持ち上げたときに、ホイールがひとつ外れてしまった。 ( A`)「おっと、外れちゃった。……あれ?ホイールの穴が緩くなってる。これじゃまたすぐに外れちゃうなぁ」 (´・ω・`)「ああ、長い間走らせてるとどうしてもね」 ( A`)「買い替えるしかないかなぁ…」 復帰してからずっと同じホイールを使っていたから、仕方のないことだろう。 ( (゚∀゚∩「シャフトをヤスリで荒らしたあとに瞬間接着を塗って乾かすといいよ!」 ( ´∀`)「古典的な方法だとマスキングテープを噛ませるってのもあるモナ。…まあ、これは主にレース会場で外れちゃったときの応急処置モナ」 12 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 15 25.34 ID w6UZdZC5O ( A`)「なるほど…どうしようかな。いずれまた抜けやすくなるんだよね?」 (´・ω・`)「だったらいっそシャフトを貫通させたらどうかな?」 ( A`)「シャフトを貫通?ああ、ショボンやモナーさんはやってるよね」 (´・ω・`)「うん。ホイールが抜けにくくなるよ。他の目的もあるんだけどね」 ( A`)「他の目的?」 (´・ω・`)「うん。僕は620っていうベアリングを使ってるんだけど、このベアリングは他のベアリングより厚みがあるから、普通のシャフトだとホイールが外れやすくなるんだ」 14 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 18 08.24 ID w6UZdZC5O ( A`)「なるほど」 (´・ω・`)「それにホイールの軸がベアリングに触れてると回転に支障が出るんだ。だから72ミリのシャフトを貫通させてクリアランスを調整するんだよ」 ( A`)「なるほど。…でも620ってそこまでして使うほど性能が良いベアリングなの?」 (´・ω・`)「それはもう段違いさ。脱脂は必須だけど、一度使ったら他のベアリングには戻れないよ」 ( ´∀`)「ドクオくんが今使ってるのは丸穴ベアリングモナね?この機に620に替えてみたらどうモナ?」 ( A`)「…そうですね。替えてみようかな」 ここのところタイムも伸び悩んでいたし、ちょうどいいだろう。貫通ホイールに挑戦することにした。 15 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 18 42.93 ID w6UZdZC5O (´・ω・`)「じゃあまずシャフトを用意しようか」 ( A`)「72ミリのシャフトってXシャーシ用のだよね?」 (´・ω・`)「うん。キット付属の他にはXシャーシ用とラジ四駆用のグレードアップパーツが出てるよ」 ( A`)「どのシャフトを使えばいいのかな?」 (´・ω・`)「強度的にはチタンシャフトが一番良いんだけど、入手困難だね。72ミリシャフトはキット付属のものが精度がいいからそれで十分さ」 ( ´∀`)「キット付属の60ミリシャフトはほとんど外れなのに、不思議モナね」 16 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 21 27.99 ID w6UZdZC5O ( A`)「でもシャフトのために新しく一台買うのも…」 (´・ω・`)「グレードアップパーツの方は、強化シャフトより中空ステンレスシャフトの方が曲がってない印象があるね。まあ、どっちにしろ良いシャフトを選別するんだけどね」 (; A`)「選別までするんだ…」 (´・ω・`)「うん。曲がってないシャフトを選ぶことは速さに直結するからね」 ( A`)「どうやって選ぶの?」 (´・ω・`)「まずは買うときにシャフト同士を合わせてみて、隙間がないものを選ぶんだ」 ( A`)「なるほど」 さっそく売り場で選んでみる。 ( A`)「…隙間はないな。よし、これにしよう」 俺は2セットの中空ステンレスシャフトを選んだ。 17 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 22 09.11 ID w6UZdZC5O ( ´∀`)「それだけで終わりじゃないモナよ?ワークマシンで回してみて、指で触ってブレがないか確かめるモナ」 (; A`)「そこまで…」 (´・ω・`)「あとはガラス板の上を転がしてみたり。ガラスはほぼ完璧な平面だからね」 ( A`)「でもガラス板なんてそんなすぐには…」 (´・ω・`)「ふふ、あるじゃないか。ハインさん、鏡貸してもらえますか?」 从 ゚∀从「ん?俺鏡なんか持ってねーぞ」 ξ゚⊿゚)ξ「女の子なんだから鏡くらい持ち歩きなさいよ。…はい、私の貸してあげる」 18 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 24 29.79 ID w6UZdZC5O (´・ω・`)「ありがとう、ツンさん」 ( A`)「じゃあ早速やってみるよ。……これは少し曲がってる…よし、これは大丈夫かな」 まっすぐと思われる何本かに目星をつける。 ( ´∀`)「ワークマシンは僕のを使うといいモナ」 ( A`)「ありがとうございます」 俺はモナーさんのワークマシン(ギヤの慣らしやタイヤの加工などに使うシャーシ)にシャフトをつけ、スイッチを入れる。 ( ´∀`)「指の腹を当ててみるモナ」 ( A`)「はい。…あ、これは滑らかに回ってる。…こっちは微妙に抵抗を感じる」 こうして俺は2本のシャフトを選び出した。 19 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 25 03.94 ID w6UZdZC5O ( A`)「あとはいよいよ貫通だね。どうすればいいの?」 (´・ω・`)「まずはピンバイスで穴を貫通させるんだ。1.5~1.7くらいの太さがいいかな。六角穴を壊さないようにね」 ( A`)「うん。…これでいいかな?よし、シャフトを…」 (;´・ω・`)「あ、待つんだ!そのまま刺しちゃいけない」 ( A`)「え?そうなの?」 (´・ω・`)「うん。ピンバイスだけでまっすぐな穴を開けるのは難しいからね。中空シャフトを刺して金槌で打ち抜くんだ。あ、走行用のシャフトを使っちゃダメだよ」 ( A`)「なるほど」 20 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 27 44.10 ID w6UZdZC5O ホイールの六角穴に合わせて中空シャフトを刺し、垂直に金槌で打ち抜く。シャフトを抜きホイールを反対側から見てみる。見事に六角穴が開いている。 ( A`)「よし、こんな感じか」 残りの3つも同様に貫通させる。 ( A`)「あとはシャーシにつけるだけだね」 (´・ω・`)「うん。そうだけど、620を使うときはスペーサーを挟まなきゃいけないんだ。先に言ったように、ホイールの軸と接触すると減速するからね」 ( A`)「スペーサーって何を使えばいいの?」 (´・ω・`)「絶縁ワッシャーっていって、モーターの中にある部品か、大径アルミベアリングローラーとかのスペーサーだね」 22 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 28 33.30 ID w6UZdZC5O (; A`)「モーターの中の部品も使うんだ…」 (´・ω・`)「うん。使えなくなったモーターは分解するといろいろ使えるんだ。まあ、今回はその話は置いとこう。大径アルミベアリングローラー用のスペーサーを使おう」 ( A`)「でもそのスペーサーってそんなに手に入るの?」 (´・ω・`)「田宮のカスタマーサービスで50個単位で売ってるよ。僕が前に買ったのがあるから分けてあげるよ」 ( A`)「ありがとう」 ショボンにスペーサーを分けてもらった。 ( A`)「あ、そういえば620買ってなかった。ツンさん、これください」 23 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 30 29.03 ID w6UZdZC5O 2個入りの620ベアリングを2セット買う。 ξ゚⊿゚)ξ「1050円です」 (; A`)「え?」 慌てて値札を見る。確かに1セット525円だ。4個入りで630円の丸穴ベアリングに比べても高い。 (; A`)「結構高いんだね」 ξ゚⊿゚)ξ「あら、買うの止める?」 (; A`)「いや、買います」 少し痛いがしかたない。 ( A`)「脱脂しなきゃ」 ξ゚⊿゚)ξ「外でやってね」 ( A`)「はい…」 店の外でベアリングを脱脂する。 ( A`)「これくらいでいいかな?…よし、セットしよう」 ベアリングをはめ、スペーサー挟んでし、ホイールをセットする。 24 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 31 07.72 ID w6UZdZC5O ( ´∀`)「スペーサーとホイール軸の間も紙一枚が挟まるくらい開けておくといいモナ」 ( A`)「あ、はい。…よし、できた!」 (´・ω・`)「モーターを外して指で回してごらん」 ( A`)「うん。…おお!」 ホイールは軽く回しただけなのに滑らかに良く回る。 ( ´∀`)「上と横からブレがないかチェックするモナ」 ( A`)「はい」 チェックしてみる。どちらから見てもブレはないようだ。滑らかに回り続ける。 ( ^ω^)「おっお、きれいに回ってるお」 (* A`)「気持ちいいなぁ」 从 ゚∀从「へっ!速くなったとは限らないぜ!」 25 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 33 28.43 ID w6UZdZC5O (´・ω・`)「ふふ、それだけ滑らかな回転なら速度も上がってるはずさ。走らせてごらん」 ( A`)「うん」 促されるままにマシンにモーターと電池をセットし、コースを走らせる。 (* A`)「おお、速くなってる!」 マシンは見るからに速くなっていた。まっすぐなシャフトとベアリングの精度は俺が思う以上に重要だったようだ。 (* A`)「へへ、どうだ、ハイン?」 从#゚∀从「ちくしょう、負けてられっか!」 (* A`)「コースアウトばっかのマシンじゃねぇ…」 从#゚∀从「くそっ、俺もセッティングを変えるぞ!なにかいいパーツは…お、こいつは良さそうじゃねーか」 26 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 34 37.65 ID w6UZdZC5O ハインが手に取ったのはスライドワイドローラーステーセットだった。 ミ,,゚Д゚彡「お、俺昔それと似たの使ってたぜ。違うものなのか?」 ( (゚∀゚∩「僕もこのまえチェックしたけど、素材が変わって強度が上がったみたいだよ!あとレギュレーション上の最大幅にできるって書いてあったよ!…実際は103ミリだけどね!」 从 ゚∀从「難しいことはわかんねーけどとにかくこいつを使ってみるぜ」 (´・ω・`)「ハインさんのウルトラダッシュを積んだマシンにはちょうどいいかもしれないね」 从 ゚∀从「よっしゃー、できたぜ!」 27 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 36 17.37 ID w6UZdZC5O ハインがマシンを走らせる。いつもよりコーナーで減速する分安定するようだ。 从 ゚∀从「ちょっと遅くなったけど、このくらいなら許してやらぁ」 ハインはどうやらこのパーツが気にいったようだ。 ミ,,゚Д゚彡「おっし、俺も走らせんぜ」 フサギコがマシンを取り出す。それを見てハインが何故か反応した。 从#゚∀从「なに~?レイスティンガーだぁ?」 (; A`)「ど、どうしたんだよ、ハイン」 从#゚∀从「俺はレイスティンガーが大嫌いなんだよ!昔大会で負けてな…」 ( A`)「どうせコースアウトしたんだろ?」 28 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 37 10.04 ID w6UZdZC5O 从#゚∀从「いや、その日はしてない。俺のウルトラダッシュがスピードで負けたんだよ」 (; A`)「ウルトラダッシュより速いモーターって…」 从#゚∀从「しかも持ち主がムカつく野郎でよ…」 ( ´_ゝ`)(´ _` )「「こんにちは」」 ハインの言葉を遮るように、流石兄弟がやってきた。 从 ゚∀从「おう、双子だ双子だ!」 (; A`)「だから失礼だって!」 (´ _` )「ん?その子は…」 ( ´_ゝ`)「フヒヒ、もしかしたらドクオの彼女…グフッ!」 (; A`)(この流れもういいから!) とりあえず兄者さんを介抱し、ハインを紹介した。 29 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 39 34.55 ID w6UZdZC5O ( A`)「それにしてもミニ四駆も本気になるとお金かかるね」 ( ´∀`)「そうモナねえ」 ( A`)「俺はバイトしてないしお金がなくて…」 (;´・ω・`)「え?」 (;^ω^)「ドクオは大学生なのにバイトしてないのかお?」 (; A`)「え?…うん」 ξ゚⊿゚)ξ「生活費はどうしてるの?」 (; A`)「実家からの仕送り…」 从 ゚∀从「おまえまだおふくろさんに迷惑かけてるのかよ」 (; A`)「そ、そうなるね」 やっぱり大学生だしバイトくらいしないとダメか。 ( ´_ゝ`)「ドクオくん!俺は君を全面的に支援する!」 あんまり嬉しくない助け船が。 30 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 40 14.36 ID w6UZdZC5O (*´_ゝ`)「そうだよな!働くのなんて面倒だよな!」 仲間ができた!とばかりに目を輝かせている。 (´ _` )「兄者、ドクオくんは学校に行ってる分兄者より全然マシだ。むしろ健全な学生だ。ニートの兄者と一緒にするな」 ( ;_ゝ;)「弟者のバカっ!いじわる!」 ( A`)「俺、バイト探すよ」 ( ;_ゝ;)「ドクオくんまで!」 兄者さんと一緒が嫌だ、というのだけではなく、たしかにこれ以上カーチャンに負担はかけたくなかった。 ( A`)「みんなはどんなバイトしてるの?」 32 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 42 08.10 ID w6UZdZC5O ( ^ω^)「ブーンはハンバーガーショップだお!」 なるほど。いつも笑顔のブーンにはピッタリだ。俺には向いてなさそうだ。 (´・ω・`)「僕は昼はレストラン、夜はバーになるお店で働いてるよ」 ( A`)「へえ、そうなんだ」 そんなお洒落な雰囲気耐えられそうにない。 (*´・ω・`)「将来自分のお店を持ちたいんだ。ミニ四駆を走らせられるバー!良いと思わないかい?」 (; A`)「う、うん」 たまに感じてたけどショボンも少しずれたところがあるような…。 从 ゚∀从「俺はガソリンスタンドだ」 威勢のいいハインには向いているだろう。 33 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 43 18.62 ID w6UZdZC5O ミ,,゚Д゚彡「俺は工場現場だぜ」 うん、フサギコはいかにもな感じだ。 ミ,,゚Д゚彡「なんならドクオのこと紹介してやるよ!」 (; A`)「い、いや、いいよ」 ミ,,^Д^彡「ギコハハハハ!遠慮すんなって!」 ありがたいが俺の体力じゃもちそうにない。 ( A`)「…そういえば社会人の皆さんはなんの仕事を?」 ( (゚∀゚∩「僕はトリマーだよ!」 ( ´∀`)「普通の会社の営業モナ」 \(^o^)/「プログラマーです」 (´ _` )「しがないサラリーマンさ」 なるほど、みんなそれぞれ納得できる。 34 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 45 20.40 ID w6UZdZC5O ( A`)「…なんのバイトにするかなぁ」 話し込んでいる間に結構な時間が経っていたようだ。家に帰ってから決めることにした。 ( A`)「とりあえず今日は家に帰るよ」 ( ^ω^)「お?もうこんな時間かお。ブーンも帰るお」 他のみんなも帰るようだ。 ミ,,゚Д゚彡「あ、俺今日まだマシン走らせてないぜ。…みんな帰っちゃうの?俺のマシンの華麗な走り見ていかないの?」 ξ゚⊿゚)ξ「…ねえ」 ミ,,゚Д゚彡「あ、ツンちゃん!」 ξ゚⊿゚)ξ「店閉めるから早く出てくれない?」 ミ,,゚Д゚彡「…ハイ」 35 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 46 05.00 ID w6UZdZC5O 翌日………。 ( A`)「バイトどうしようかな…」 俺は求人誌を前に悩んでいた。接客業は無理だし、ガテン系も体力的に厳しいし…。 ( A`)「…ん、ここは…」 俺の目に止まったのはビデオのレンタルショップの店員募集だった。 ( A`)「深夜のバイト募集か…。時給1050円…悪くないな。深夜なら客少ないだろうし。…よし、ここに電話してみよう!」 プルルルル……。 (; A`)「もしもし、ドクオです。あ、すいません、あの、求人誌のバイト募集を見て…」 バイト希望の電話をかけるのなんて初めてだったので緊張してあたふたしてしまったがなんとか伝えることができた。 36 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 48 19.47 ID w6UZdZC5O ( A`)「今日の15時から面接か…」 14時45分………。 (; A`)「緊張するなぁ…」 俺は少し早く面接を受ける店の前に来ていた。 (; A`)「ちょっと早いけどもう行ってもいいのかな?…あ、すいません!」 迷っていると、同じく店の前をウロウロしている人にぶつかってしまった。 (;´_ゝ`)「す、すみませ…」 (;´_ゝ`)( A`;)「「!?」」 (; A`)「兄者さんどうしてここに?」 ( ;_ゝ;)「俺は昨日家族からせめてバイトでいいから働けって…バイトが決まるまで家に入れないって言われて…それでここのお店で15時30分から面接なんだ」 37 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 48 46.28 ID w6UZdZC5O (; A`)「お、俺もです。俺は15時からですけど。兄者さん来るの早すぎじゃ…」 (;´_ゝ`)「緊張しちゃって…。それにしてもなんと奇遇な」 (; A`)「そうですね。どうしてここを?」 (;´_ゝ`)「接客無理だし、ガテン系無理だし。深夜なら客少なそうだし、時給もいいから」 (; A`)(兄者さんと同じ考え…なんか嫌だ) (; A`)「あ、じゃあ俺は時間なんで面接いってきます」 (;´_ゝ`)「頑張って!」 (; A`)「し、失礼ます!お電話しました鬱田ドクオです」 「あ、バイト希望の子ね。こっちへどうぞ」 (; A`)「は、はい!失礼します」 38 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 50 17.29 ID w6UZdZC5O 「ふ~ん。VIP大学の学生さんね」 (; A`)「は、はい!」 「週3日入れる?」 (; A`)「は、はい!大丈夫です!」 「じゃあ明日から来てくれる?22時からね。詳しいことは明日話すから。それじゃよろしく」 (; A`)「え、あ、はい。よろしくお願いします。失礼します」 予想外にあっさり決まってしまった。これでいいんだろうか? (* A`)「…まぁ、いっか。決まったんだし」 とりあえず初バイト先が決まった。これで少しはカーチャンの負担を減らせるだろうか? ( A`)「あ、兄者さん。俺は受かりましたよ。明日からだそうです」 店の前で震えている兄者さんに声をかける。 (;´_ゝ`)「え?ほ、本当?」 ( A`)「はい、意外と楽勝でしたよ。兄者さんも頑張ってください」 (*´_ゝ`)「そっか!いってくるよ!」 39 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 52 35.37 ID w6UZdZC5O 「特技は 空気の刃 とありますが?」 ( ´_ゝ`)「はい。 空気の刃 です」 「 空気の刃 とは何のことですか?」 ( ´_ゝ`)「ビークスパイダーから発するなんでも切り裂く刃です」 「え、ビークスパイダー?」 ( ´_ゝ`)「はい。ビークスパイダーです。大神研究所で開発されたマシンです」 「…で、その 空気の刃 は当店において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」 ( ´_ゝ`)「はい。どんなミニ四駆が来ても切り裂けます」 「いや、当店にはミニ四レーサーは来店されません。それに人のマシンに危害を加えるのは犯罪ですよね」 40 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 53 13.98 ID w6UZdZC5O ( ´_ゝ`)「でも、鷹羽リョウにも勝てますよ」 「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね…」 ( ´_ゝ`)「トライダガーXをいたぶりながら切り裂けるんですよ」 「ふざけないでください。それにトライダガーXって何ですか。だいたい…」 ( ´_ゝ`)「トライダガーXです。土屋博士の開発したマシンです。土屋博士というのは…」 「聞いてません。帰って下さい」 ( ´_ゝ`)「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。 空気の刃 」 「いいですよ。使って下さい。 空気の刃 とやらを。それで満足したなら帰ってください」 ( ´_ゝ`)「運が良かったな。今日のマシンはビークスパイダーゼブラだ」 「帰れよ」 43 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 19 53 47.20 ID w6UZdZC5O ( ;_ゝ;)「ドクオくんの嘘つき!」 後日兄者さんには刺身にタンポポを乗せる仕事が見つかったそうだ。 第13話 完 . . . 注意 * 15-18のシャフト選別について 74 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/05(日) 20 58 51.07 ID w6UZdZC5O ξ゚⊿゚)ξ「お店の側からしたら店頭で選別されるのはあんまり良い気分じゃないわね」 (;^ω^)「お…たしかにそうだお」 (´・ω・`)「うん、お店に迷惑かけちゃいけないね。特に個人でやってるお店なんか最近大変だろうし」 ( ´∀`)「あまり迷惑かけないようにほどほどにモナ」 ( A`)「マナーを守ってみんなで楽しくミニ四駆!」 ξ゚⊿゚)ξ( ^ω^)(´・ω・`)( ´∀`)( A`)「約束だよ!」